
縁結びを天職にして実働36年
1250組を超える縁談をまとめてきた
「縁結び名人」が
あなたの結婚に対するモヤモヤを晴らします
ブライダルサロンあかね屋 代表 橋本きよみ
あかね屋から成婚退会された方の8割は、かつて他の相談所などで婚活をされてきた人たちでした。
他のところで何年も婚活を続けながら、それでも結婚に至らなかった人があかね屋に入会したら、あっさり結婚が決まった。
そんな話を人づてに聞いたことがきっかけで「それなら私も」とあかね屋を訪ねてこられた。
そして、その人も同じようにご縁に恵まれ成婚退会する。
ここ数年、あかね屋はそのような循環によって、毎月何人かの新しい会員さんをお迎えしてきました。
もちろん、全員がそうなっているわけではありませんが、そういう方が多いというのは事実です。
このように言うと、私の「縁をつなぐ力」が他に比べ、いかにも凄いと吹聴しているように聞こえるかと思いますが、真相はそうではありません。
他の相談所を含めた結婚サービス扱う同業者との違いは、たった一点のことなのです。
それは何かというと、私は入会者に対して「結婚相手に求める理想の条件」をほとんど聞かないことです。
そんなふうに言うと、会員の希望を無視するひどい仲人と思われるでしょうが、それには理由があります。
実際は好みのタイプや結婚相手の条件を聞いても、その人が描いているイメージどおりのお相手と結婚される人は、ほとんどいないからです。
他の同業者は当たり前ですが、希望の条件をしっかりと聞きます。
たとえば女性会員さんに対して、希望の男性像を聞くとするなら、年齢は何歳から何歳までの人で、
年収はいくら以上で、どこに住んでいるとか、どんなお仕事をされているとか、好みのタイプとか、家族構成とか、その他諸々です。
たとえば、それが結婚相談所なら、担当のアドバイザーはできるだけその条件に見合ったお相手を一生懸念探してくれます。
多くのアドバイザーが「会員さんの希望に忠実であること」が最善の仕事であると信じていますから。
もちろんそれは誠実な姿勢であることには間違いありません。
でもね、結婚相手はオーダーメイドで洋服を仕立てるのと同じようにはならないのです。実際には、そんな人はなかなか現れません。
よしんば、そのようなお相手が見つかり、お見合いをしても、交際には至らなかったり、お付き合いにはなったものの、2,3度会っただけで、結局は交際解消になったり、そんなミスマッチの繰り返しで、気がつけば婚活を始めてから5年、6年あっという間に経っていた。
そのような経験を本当に多くの方がしているのです。
IBJ加盟店

私が今まで1200組以上の縁談をまとめてわかったこと

なぜ、そのようなミスマッチが繰り返されるのでしょうか?
それは自分が希望する結婚相手としての条件を備えている人と、「本当に縁のある人」は違うことが多いからです。
これが、私が1200組以上のご縁をまとめてきた結果、わかった「結婚の真実」です。
そこに気づかないまま、条件に沿う相手ばかりに執着していると、ご縁に恵まれないまま、いたずらに時間ばかりが過ぎていくことになるのです。
私はそのような経験をした人が面談に来られた際に、改めて「これまでどんな活動をしていたのか?」をひととおり聞かせてもらった上で、提案します。
「少しでいいから、今までこだわってきた条件を緩めて、これまでなら会わなかった人ともお見合いしてみることを考えてみてはどうですか」と。
その真意をわかってくれた人は、今までの結婚相手として考えていた枠の中にはいなかった人とお見合いをするようになります。
そして、その中に「縁の人」がいたりするのです。
「橋本さん、最初はどうか?と思ったけど、意外にいい方でした」
「そう!それはよかった。お相手の方が交際希望なら、あなたはお受けしますか?」
「はい。できればもう一度、お会いしたいと思います」
このようなことから、「ご縁」がはじまり、そのまま成婚へと進んでいくことが本当によく起こります。
こうした紆余曲折を経て、実際に結婚した人は言います。
「どうして私はずっと理想の条件にこだわっていたのだろう?」と。
「理想の結婚相手像」とは、多くは親御さんの希望であったり、こんな条件を備えた相手なら見映えするだろうとか、自分以外の人や世間的な価値観からの刷り込みによって、つくられた「まぼろし」のようなものだったりするのです。
実際に「縁のある人」に会ってしまったなら、そのような「まぼろし」など一瞬で吹き飛びます。
婚活で苦戦していた人が、あかね屋に入会されてからは短期間で結婚されていくのは、このような方向転換をされた結果であることがほとんどなのです。
では、実際にご結婚された元会員さんの一例をお話します。
婚活を長期化させないために必要なこと

それまで、まる年5年も婚活を続けながら、ご縁に恵まれなかったJ子さん(35歳:京都市在住)
彼女があかね屋に来られたのは去年の6月のことでした。
数年前にお父さんが他界されてからJ子さんはお母さんと二人暮らし。
自分が結婚してからも、お母さんの面倒を看る義務があると考えている彼女は、ずっと京都市内で暮らせる方を結婚相手の絶対条件にしていました。
5年の間、10数人の男性とお見合いをしたそうですが、どの方ともお付き合いするまでには至らなかったのです。
容姿も人柄もとても素敵な女性なのに、それほど苦戦されるとは、その地域内には、「縁の人」はいなかったということなのでしょう。
私はJ子さんに提案しました。
「そこまで努力しても結果が出ていないのだったら、視点を少し変えてみては」
「どういうことでしょうか?」と、身構えたような様子の彼女に、私は言いました。
「お相手を探す範囲を広げてみるのはどうですか?たとえば京都駅から新幹線で1時間以内の場所にいい方がいるならお見合いをすると決める」
彼女はしばらく思案した後、同じことを繰り返しても望む結果は期待できないと考え、その提案を受け入れてくれました。
そして3日後、さっそく名古屋在住の39歳の方とお見合いが決まり、その週末、J子さんは名古屋に向かいました。
二人は初対面から意気投合し、早くも2回目のデートでお相手の男性からプロポーズを受けました。
「よかったらお母さんも一緒に名古屋に住んでください」というお相手の気遣いに、彼女はプロポーズを受ける決心をし、お母さんも「私は大丈夫だから、あなたが幸せになりなさい」と、心から娘の結婚を祝福しました。
J子さんが入会してから、まだ1ヶ月足らずのことです。
「結婚しても京都市内に住み続ける」その条件に満たしてくれるお相手を求め続けていたJ子さんの、あの5年間はいったい何だったのでしょう。
彼女のように、本当に「ご縁のある人」と巡り会えたら、それ以降は、当初思い描いていた「希望する結婚相手像」など、本人の心の中には、最初からありもしなかったように跡形もなく消えてしまいます。
J子さんの例のみならず、私が1200組以上の結婚に携わり確信したことは、多くの男女にとって本物の結婚相手とは、その人が人生で一番好きになった人ではなく、自分の欲求を満たしてくれる「理想の人」でもなく、「縁のある人」なのです。
そして、この「縁のある人」は、J子さんのように希望する地域内にはいなかったとか、往々にして自分が思い描く「人物像」とは遠い人だったりするのです。
もちろん、「結婚さえできれば誰でもいい」なんてわけにはいきませんから、ある程度の希望する結婚相手像を描くのはいいのです。
ただその範囲内に入らない人は、はなから排除するような考えで婚活を続けていると、「縁のある人」に巡り会うことができないまま、年月だけが過ぎていくということになりかねません。
ある程度やって結果が出ないのなら考え方を変える。
仕事上、他の相談所とやりとりをしながら感じることですが、前段でも触れたとおり、多くのアドバイザーは、会員さんの希望をかなえることに固執するがあまり、そのような発想の転換ができず、それがミスリードになっているように見えます。
他の結婚相談所で活動しながら結婚に至らなかった人が、あかね屋に来て短期間で結婚されていくのは、状況を見ながら、会員さんの結婚に対する考え方を少し変える、私がそのアドバイスをしているだけ。
たったそれだけの違いではないかと思います。