先日、ある女性会員さんのお母様から、
すごく嬉しい報告をいただきました。
私にとって一番“嬉しい報告”ですから、
もちろんお嬢さんの結婚が決まったという、
大変におめでたいお話です。
「娘が初めてあかね屋さんに行った時、
橋本さんがあの子にアドバイスしてくださったことが、
お陰様で現実になりました。」
お母さんのその言葉に、
3か月前の彼女(Iさん:38歳)との会話場面がよみがえってきました。
「あのね、Iさん、これだけは覚えておいて欲しいんだけど、
ウチのような結婚相談所に入会したからといって、
必ずしもお見合いした人と結婚するとは限らないのよ。
今まで多くの会員さんのお手伝いをしてきたけど、
こうして、それなりの対価も払い、
本格的に結婚活動を始めたとたんに
“縁がつく”ということがあるの。
どういうことかと言うと、お見合いもそうだけど、まで無かったのに、
不思議とそれ以外での出会いも立て続けにあったりするのよ。
たとえば、今まで顔見知りだった人で、
それまではお互い異性として意識することはなかったのに、
何かのきっけで何回かデートすることになって…
それからとんとん拍子に話が進んで、結婚が決まってしまう。
そんなことが、本当によくあるの。だからね…」
その時、私はIさんに何が言いたかったのか?
要するに私たちを介してのお見合いであっても、
お友達の紹介であっても、
また自然発生した出会いであっても、どんなカタチであれ、
これから数か月とかまた1、2年にかけてのタイミングで、
あなたの目の前に現れる人を恋愛対象としてだけではなく、
「結婚相手」としてはどうか?っていう目で見たら、
今までだったら見過ごしていたかもしれない、
その人の魅力に気づいて、
それからいい縁になったりすることがあるよ…。
ということでした。
そしてIさんの場合、それが現実になったのです。
あかね屋に入会されたものの、Iさんは一度だけお見合いしたきりで、
それ以降、彼女の婚活に対し、
私が直接お手伝いさせてもらえる機会はありませんでした。
その理由は以下のとおり。
Iさんはそれから間もなく、学生時代の同級生と再会。
それまではまったく男性として意識していなかった人でしたが、
彼からの熱心なアプローチを受け、お付き合いとなりました。
そして、あの時、私が言ったようにとんとん拍子に話が進み、
勢いをそのままにめでたくゴールインしたからでした。
つまり、Iさんのように相談所に入会するなり、
自分の願望をかなえるために、
何らかの具体的な行動を起こすと、
現実もそれに向けて動きだすということなのです。
いわゆるこれが「引き寄せ」というもの。
縁という目に見えない、手で触れない、
“何ともし難いものを扱う仕事”をしていると、
この世にはこうした“引き寄せ”という「現象」が、
必ず存在することを強く実感するのです。
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