昨日は週一回の定休日でした。
定休日といってもほとんど自宅で過ごすことはなく、
行きつけの鍼灸院に行って、一週間の疲れを取るのと、
歯医者や眼医者で老化しきった歯や目をメンテすることで、
あっという間に夕方になります。
去年の5月末、テレビ番組でとりあげたれて以降は、
一回の土日の見合い件数が50件を超えることも珍しくなくなってきました。
(本当にありがたいことです)
それだけの数のお見合いを滞りなく成立させるのは、
事前の準備からして、かなり神経をつかいます。
お見合いリストは入念にチェックして、
頭の中でシミュレーションを繰り返した上で、
現地(大阪駅周辺のシティホテル)に向かいます。
ですが、現場は常に何が起こるか分らいもので、
ウチも含めた事務所側の小さなミスや、
また突発的な交通事情などが生じることで、
時間がずれたり、急遽それらの連絡や調整を
しなければならくなることもあり、
そのような事態があった日は倍疲れます。
(先週末は大雨の影響でJRが運休したので、それは大変でした)
それらのような不測の事態によって、パニックになることもありますが、
お見合いの場に来られた会員さんの姿に、
一瞬頭の中が凍ってしまうことがあります。
まぁいろんな方がいるのですが、その典型と言うのが、
ノーメイクのまま、お見合いの場に来られる女性会員さん。
今まであかね屋の会員さんの中にも何人かいましたし、
他の事務所の会員さんにも時々いますし、
いずれにしても意外に多かったりするのです。
たとえば肌質のせいで、
どうしてもお化粧ができないという理由があるなら、
それはしょうがないですし、昨今はナチュラル志向とか、
体のためにとかというこだわりを持つ人もいますので、
一概にそれを問題にしにくいのですが…
ただ、ノーメイクで会社に出勤することさえ、
マナー的にどう?という物議を醸すくらいなのに、
私の立場としては、
やはりお見合いで「それはないだろう」と考えざるを得ません。
あえてキツイ言い方をしますが、
お見合いの場でのノーメイクは、とらえ方によっては、
それは相手に対する侮辱であると思われても仕方がないです。
もし「何でそれが?」と思われたとしたら、
相手目線で想像して欲しい。
つまり、お見合いにノーメイクで来られた時の男性の気持ちです。
男性からしたら、
「それくらい気遣いする必要がないほど、
僕は価値のない人間なの?」って、
思ってしまします。
以前も、同じことで大クレームを訴えられた男性がいました。
他府県の方で、新幹線を乗り継ぎ、
大阪までお見合いに来られたのに、
まさかでしたが、ウチの女性会員さんが口紅もつけていなかったのです。
「お見合いの場合、これって明らかにマナー違反ではないですか!」
私としては平謝りするしかありませんせでした。
逆の立場で考えれば分るはずです。
もし、お見合い相手の男性が、髪はボサボサ、
しわだらけのYシャツを着て、
よれよれのスラックスと穴が空いていそうな靴を履いて、
お見合いの席にやってきたらどう思います?
「飾り気のない素朴な方で素敵!」と思うのは、
かなりの「不思議ちゃん」だけでしょう。
お化粧することが面倒と思う人もいるでしょうが、
結婚という願望をかなえたいなら、
最低限の努力は必要なことは言うまでもないことです。
「私、食べる量も習慣も変えたくないし、運動もしたくないけど、
3ヶ月くらいで10キロ痩せることはできますか?」って言われても、
それは難しいでしょう。
もちろん、そのような方は少数派ですし、
またそれを人それぞれと言われれば、終わってしまいますが、
お見合いの席でのノーメイクはお相手に対する失礼な態度であると、
少なくともあかね屋の会員さんには、
共通の認識としてもってもらいたいものです。
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