
あかね屋会員歴8年のKさん(51歳:男性)が、
この度、めでたく結婚されることになりました。
お見合いから3週間のスピード成婚。
しかも新婦は35歳、
多くの同世代男性が羨む「歳の差婚」というおまけ付き。
私自身もKさんとのお付き合いが永かったぶん、
おめでたい報告を受けた瞬間は、
嬉しさと安堵の気持ちが同時に湧きあがり、少し興奮しました。
そして今回のKさんの成婚から、
また改めて、タイミングとかお互いの行動力とか、
つまり四の五の言わず“事を運んでいく”
その意志の重要さを痛感しました。
というのも、今回の成婚を手繰り寄せたKさんの行動は、
まさに一気呵成。
お見合いで出会って以降、
ある時は週3日もデートすることもあったとか。
可能であれば1時間でも一緒に時間を過ごそうと、
Kさんは仕事が終わると間もなく、彼女が住む街へと向かう、
JRの新快速に乗り込んだのでした。
それとは逆にせっかくご縁が来ているのに、
つまりお互いに相思相愛なのに、
事を運ばせるにあたって、あまりに慎重になりすぎたり、
お相手の女性を気遣うあまりか、
詰将棋のように一つひとつゆっくりと
進めたがる男性がいます。
お見合いからお付き合いになり、
数回のデートでお互いが「この人なら!」という実感を得たとしたなら、
「出会ってからまだ●週間ですから、もう少し・・・」などという悠長さは
かえって“縁を弱める”ことになったりします。
恋愛結婚なら、お付き合いから結婚に至るプロセスの中では、
お付き合いの状況も時に「山あり谷あり」といった道のりを経て、
お互いの関係がさらに強くなっていくこともあります。
しかしお見合いから結婚に至る道のりにおいて、山はいいですが、
谷に来た時、ほとんどその縁は終わります。
ですから山の頂上から下りに入らないうちに、意志を決める。
当のご本人たちは自覚していないでしょうが、
結果的に成婚に至った人たちは、
そのような決断をした人でもあります。
そして特に男性に分かっておいて欲しいことは、
お互いに結婚の意思があることを確認し合ったなら、
できるだけ早めに結婚への具体的な行動を進めて欲しい。
この時ばかりは、仕事よりそっちが大事になる場合もあります。
いつまでにお互いの両親に会い、承諾をとるのか。
それをクリアしたら式の日取りを検討し、式場も探す。
そして住む場所も・・・。
こうした準備を着々と進めることに女性は安心し、
また男性への信頼を高め、惚れ直すのです。
Kさんの結婚式は来月中旬の大安の日曜日。
お見合いから、わずか60日。
プロポーズの言葉より、このスピードを伴った行動力こそ、
新婦にとって真実の愛を実感できる、
彼なりの精一杯の気持ちの表現だったのではないでしょうか?
ここに至るまで結構時間はかかりましたが、
Kさんの“フィニィシュ”は本当にカッコ良かったです。
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