さっそくですが、前回の続きのお話をします。
前回の記事:
続きというのは、お付き合い中にお誕生日などの理由で、
男性からプレゼント(それも結構高額な)をもらって間もなく、
「交際お断り」をする女性とその心理についてのお話です。
プレゼントを受け取ったら、途端にトーンダウンしてお別れ。
ここだけを切り取ると、このような女性が、
いかにも悪女的な見られ方をされてしまうので、
弁護するわけではないですが、
彼女たちの複雑な心情を説明したいと思います。
(と言ってもあくまで私の推測ですが…)
男性からすれば、プレゼントした時は結構喜んでくれたのに、
「何で?」という釈然としない気持ちがしばらくは消えないことでしょう。
このように男性からプレゼントしてもらったことから、
急にお付き合いを終わらせたくなる。
という、“その女心とは?”ですが、
一言で言うとプレゼントしてもらったことで、
急にその男性のことが重たく感じるようになったのです。
それじゃ、プレゼントした“あの時”の喜びようは演技だったのか?
そんな疑念もわいてくるでしょうが、その喜びは間違いなく本心です。
正確に言うと、
そのプレゼントという“モノ”そのものが嬉しかったのではなく、
それだけ彼にとって“自分は価値のある存在なのだ”
という実感ができたことが、その瞬間、嬉しかったのです。
たしかに嬉しかったのですが、時間が経って冷静になると、
別の気持ちがわいてくる。
別の気持ちというのは、彼の気持ちに応えられるほど、
自分は彼に対して思いをもっているのか?
いつかは本気でこの人を好きになれるのか?
そこが分からない、そこに確信が持てない。
こんなにいいモノをもらってしまったのに…
これから(自分の気持ちは)どうなるんだろう?
こうして身動きができなくなってしまう。
やがて、そのような悩ましい時間が続くことに耐えきれなくなって、
考えることから逃げたくなる。
そして、最終的に、
「お付き合いを断る」という方法をとることによって、
考えることを停止させるのです。
決してお相手の彼のことが嫌になったわけではなく、
悩ましい時間から逃れたいがために、お断りをする。
何とも言いようがない複雑な気持ちになりますが、
それが真相なのではないと私は思います。
このように男性の好意でしたことが、逆に女性の重荷になり、
お付き合いそのものが終わってしまうとは、実に皮肉です。
女性の心理は時に、このように複雑な働きをすることがあることを
男性には理解してもらいたいと思います。
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